経営者インタビュー

【株式会社PEAKS】清藤社長:責任感を持ちいかにその価値を上げていくかは常に考える必要がある

社長No.6 2021.1.4

・社名:株式会社PEAKS
・代表:清藤社長
・設立:2016年12月
・本社:神奈川県川崎市麻生区王禅寺東3-51-47

*2021.1.4時点です。詳細はページ下部にある企業ページをご確認下さい。

~清藤社長 代表からのひとこと~

     
“  責任感を持ち  ”
いかにその価値を上げていくかは
常に考える必要がある

株式会社PEAKSの清藤社長のキャリア

ーーー運送業に携わるきっかけを教えていただけますでしょうか?

清藤社長:僕は今40歳なのですが、20代半ばの頃から「何か自分でやってみたい」という思いは持っていました。10代のころから建築現場で働いていたり、好きな車関係の仕事をしたりと様々な経験を重ねました。

その後1tから4tトラックのドライバーとして運送業に携わっていた中で現在の軽貨物運送事業を知りました。もともとこの業界に思い入れがあったわけではありません。とっかかりは本当に「なんとなくやってみようかな」といった感じです。

ーーー運送業を始めるに当たっては、車両の準備など資金も必要になりますが、迷いはな かったのですか?

清藤社長:車ひとつで始められる仕事ですし、もともと起業をしようという強い意思は持っていたの で、躊躇というものはなかったですね。もともと性格的に気になる事はやらなければ気が済まないタイプだったので、

「うまく行かなかったらどうしよう」などの不安も ありませんでした。とりあえずやってみよう、その精神で新車を買って始めました。

ーーー創業前から何か特別なことをやっていたわけはなく、仕事をしていく中で色々と気づきがあったわけですね。

清藤社長:そうですね。やらなきゃ分からないと思っていました。同じ物流でもトラックと軽貨物は正直全くの別物なので、やる前から色々考えてもしょうがないなという気持ちはありました ね。

その後、実際に軽貨物企業と業務委託契約を交わし軽貨物の委託ドライバーとして仕事をしていく中で、この軽貨物業界のグレーな部分が良く見えるようになり、当初は数年委託ドライバーとしてやっていくつ もりだったのですが、かなり早い段階で辞め、まずは同業者様からお仕事を頂き、ドライバーを募集しながらやっていました。

その後、1年後くらいに法人化をして、今に至るといった形です。

株式会社PEAKSについて

ーーー続いて御社についてお伺いします。軽貨物のどういったお仕事をメインにされていま すか?

清藤社長:企業配送、ネットスーパー、宅配業務、チャーター業務など一通り行っております。もともと『企業配送』を主体にやりたいなと思っていました。ただ、通販や食品配送などで宅配需要も年々上がっている部分も無視できず、さらに新型コロナウィルスの影響もあり増々宅配需要は高まり続け、軽貨物はラストワンマイルの担い手として重要だという部分を強く実感しています。

また、私はトラックドライバー出身というのもあって、将来的には一般貨物も手掛けたいなとは思っていますが、まずは軽貨物の分野でパートナー企業様と共存共栄し地域の活性化に役立てる企業へ成長できたらと思っております。

ーーー御社の今現在の保有台数を教えていただけますか?

清藤社長:今はまだ10台ちょっとで、あとは他社さんに協力してもらったりもしています。

ーーーHPにも「規模を大きくするのではなく、一人一人のドライバーさんに向き合う」と いったことが書かれていましたね。

清藤社長:そうですね。その考え方が主となっています。規模はもちろん大きくしたいとは思いますが、ドライバーさんの収入、希望を無視してたくさんの人を集め、何でもやろうというよりは、それぞれのドライバーさんができるだけ満足してくれるような環境を作っていくのが一番良いのかなと考えています。

理想論ではありますが、その思いがあんまりブレてしまってはいけないかなと思っています ね。

ーーーその清藤さんの考え方が御社の強みになってくると思うのですが、他に特徴を挙げるとしたらどんなところでしょうか?

清藤社長:大手組合などに加盟しているFC企業様、大手の軽貨物企業様であれば、関東全域、または全国規模で仕事ができるなどの強みがあるのかもしれませんが、弊社ではそのような強みはありませんので逆に弱みになっていますが、

挙げるとしたら、FC加盟店、組合などのルールはもちろんありませんのでドライバーさんへの待遇、単価の面など柔軟に考える事ができ、常に改善できる環境がある事なのかなと思います。

ドライバーさんへ渡せる金額と業務内容のバランスを重視しているので単価、時間、業務内容を考えた上でドライバーさんへ案内するようにしております。もちろん弊社も企業ですので利益は頂きますが固定のパーセンテージ、手数料の設定ではなく上記のバランスを考え正当な報酬になるよう意識しております。

サラリーマンのような社会保険、厚生年金などの福利厚生が無い分、ドライバーさんの収入に対してはシビアに考えなければいけません。家族のいる方であっても、個人事業主の委託ドライバーとして安心して働ける環境を創り、ドライバーファーストの精神を忘れず、それを強みとして業界全体が良くなればと思います。

 ーーー理念を大切にしているという部分が御社の強みなのですね。理念をドライバーさんに 伝えたりしているのですか?

清藤社長:今現在はあまりやっていないですね。会社を経営している側の人が、社員さんや従業員の方 に自分の考えや理念を押し付けるのは違うかなと考えてしまったり、どこまで自分の精神を 表現して良いのかなと考えてしまうことがあります。

軽く理念などについて話すことはある のですが、そこまで熱く話すことはあまりないですね。今後そういう事も共有できる方が現れるのを楽しみにしております。(笑)

ーーー御社にとっての理想のドライバーさんの姿みたいなのはあるのでしょうか?

清藤社長:もちろんそれはありますが、それは会社にとって都合の良い人になってしまうのかなと思います。

何でも柔軟に対応してくれてどんな現場でもこなせる人というのは、きっとみんなが欲しがる人材だとは思いますがそこを追求しすぎるつもりはもちろんありません。(笑)

年齢も経験、経歴も様々な方が多い業界ですので、現実的には、ありきたりですが楽しい事も辛い事も力を合わせ乗り越えられるようなチームワークの良い職場を一緒に創れる方ですかね。

ーーー個人ではなく、複数のドライバーさんを集めて「法人」としてやろうと思ったきっか けはあるのでしょうか?

清藤社長:今はAmazonFlexやUberEats(ウーバーイーツ)などのギグワーク、フリーランスで時間を有効に利用し個人で仕事を選び請け負うスタイルが浸透してりますが、法人は法人の魅力、強みもあると思っており、

 この業界に入る前から、もともと「法人化する」という思いを持っていましたし、個人でできることというのは何事も限界があるので、できることの幅を広げるという面で法人化しましたね。

その中で、一緒に会社を創っていける仲間が増えたり働いている人たちそれぞれに目標や夢があったときに、それを一緒に考えたり応援できるような関係性になれればお互いのやりがいに繋がり皆さんの人生に良い影響を与えられれば良いなと思っております。

ーーードライバーさんの教育などは、どのような体制で行っていますか?

清藤社長:教育といっても業務的な部分になってしまうのですが、そのドライバーさんが配送・配達を それなりにできるように同乗したり、経験が浅い方にはナビやスマホの使い方のレクチャー や車の運転の注意点などをレクチャーしています。

業務内容によって仕事の難易度もピンキリなので、見て覚えろではなく、お客様に直接お届けする事の多い業態ですので業務を丁寧に教えるといった感じですね。

これから先は、初心者の方などでも不安なく業務ができるように教育の土台ができたら良いなとは思っています。

株式会社PEAKSの清藤社長が思う今後の経営・物流業界について

ーーー御社の今後の目標であったり、将来的な方向性についてお聞かせください。

清藤社長:今現在は、軽貨物を神奈川メインでやらせてもらっているのですが、もう少し会社の規模を拡大し、会社としての能力を高め荷主さんから安心して業務を任せて頂ける、求職者の方が安心して弊社に来てくれるようにするのが近い所での目標ですね。

ーーー続いて、経営のことについてお伺いいたします。清藤さんが経営をしていく中での課題や、やりがいなどを挙げるとしたら何でしょうか?

清藤社長:運送業や軽貨物というのは、【車両一台ドライバーひとり】で仕事をするという業務形態なので、誰かが来なかったり、トラブルがあったりとかすると大変ですよね。当然どちらかが欠けてもダメなので、そこがシンプルですが一番難しい部分なのかなと思います。

その中で、もう少しチームとして仕事をするという環境が整っていれば、お互いにフォロー しあうことができるようになりますよね。後から考えたらその「助け合い」がやりがいに繋がって来たりするので、ドライバーと聞くと一人でコツコツのイメージですが組織としてもっと「チームの意識」を強くしていきたいですね。

ーーー今後、テクノロジーの進化によって運送業界がどう変化していくとお考えでしょう か?

清藤社長:一昔前は、運送会社に属しドライバーが車両を運転し配送するというが当たり前だったわけですけど、今は上記でも挙げたAmazonFlexやUberEats(ウーバーイーツ)でスマホと車両があれば誰でも仕事が出来る時代に来ましたよね。

今後はドローンや無人車がどこまで進化してくるかというのがポイントですよね。

単純作業はロボットが行い、対面が必要な業務は人間が行うと思いますが、インターネットの力によりテクノロジーがもの凄い速さで進化していますのでもっと凄い事が起きると思いますのでそれらに対応できるようになっていきたいと思います。

ーーー個人事業主の方や、これから起業をしたいと考えている人にアドバイスをお願いしま す。

清藤社長:これから始める人は色々な形があると思います。例えば、本業があって副業としてやる方や、脱サラして本業としてやる方など千差万別です。その中で、年齢や性別、経験関係なく免許一つあれば始められるというのは魅力的ではあると思うのですが、長く続けるには品質と価値の向上が必要という認識は持ってもらいたいですね。

―――品質が重要になってきていますよね。

清藤社長:この業界は入口が入りやすく車があればできるのですが、逆に誰でもできるという中で、「どういう人が稼げるのか」「どういう人が生き残っていくのか」ということを考えるとやはり『品質が高い』ドライバーや企業さんなのかなと思います。

ほとんどの荷主様が最近はドライバーに対し高い品質を求めています。

ですので、今後はただ車に乗ってモノを運ぶだけでなく、どう品質を高めるかという部分が必要になってくるのではないでしょうか。それは、お客様への対応は当然ながら、運転などを含めてです重要ですね。

ーーー最後にメッセージをお願い致します。

清藤社長:個人事業主というのは決して「自由を手に入れられる」仕事とは思いませんが「自分の力、想いを最大限に発揮できる」仕事の仕方の一つだと思っております。

業種が何であれ、仕事というのは価値、サービスを提供してお金を受け取るというのは変わりませんので、それを自分自身が提供しなければならない責任感を持ち、いかにその価値を上げていくかは常に考える必要があると思います。

弊社とお付き合いさせて頂く機会があれば是非宜しくお願い致します。

株式会社PEAKS 清藤社長

【株式会社PEAKS】のHPはこちらをクリック
http://peaks-inc.co.jp/

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