こんな悩みはありませんか?
- 昨日飲みすぎたんだけど朝のアルコールチェック大丈夫かな?
- アルコールってどれくらいの時間体内に残るの?
- アルコールチェックの罰則って何があるのか知りたい!
こんな悩みに物流CEOがお答えします。
アルコールが体内から完全に抜けるまでの時間を知ってますか?5~6時間で完全に抜けると勘違いしている人も中にはいるのではないでしょうか。
アルコールに対する誤解や油断は大きな事故を起こしてしまう可能性があります。
この記事を読むと・・・
この記事でわかること
- アルコールチェックとはどういうものなのかがわかります。
- 飲酒運転をしてしまった場合の罰則がわかります。
- アルコールチェックに引っかからないための方法がわかります。
トラック運転手は肉体労働なので、疲労が残りやすい仕事です。アルコールを摂取してリフレッシュしたくなるときもありますよね。
この記事を読んで、安全にアルコールを摂取する方法を学んでみてください!
それではさっそくアルコールチェックについて詳しくみていきましょう
もくじ
アルコールチェックとは?
アルコールチェック(アルコール検査)とは、これから運転をする人に対して酒気を帯びていないか検査するものです。トラック運転手以外にも鉄道・船舶・航空など 運転業務がある人に行われます。
具体的な検査方法はアルコール検知器を使い、運転手の呼気を検査します。呼気1リットルあたり、0.00mgのアルコール数値が出なければ運転ができなくなってしまいます。人の命に関わる問題なので数値の決まりも厳しくなっています。
運送業では平成23年5月1日より、点呼をする際に運転者に対してアルコール検知器を使ったアルコールチェックが義務化されています。
それでは次に酒気帯び運転と酒酔い運転にはどんな違いがあるのか?それぞれみていきましょう。
酒気帯び運転と酒酔い運転はどちらも飲酒運転であることに違いはなく、法に触れる行為です。自身にとってはもちろんのこと、家族や会社にまで迷惑がかかってしまう可能性があります。
それではまず酒酔い運転についてみていきましょう!
酒酔い運転とは先ほど説明したアルコールチェックの数値に関わらず、酒に酔った状態で運転が困難であると思われる状態で運転をしていることを指します。具体的には真っ直ぐに歩けない状態や、きちんと受け答えをできない状態です。
酒気帯び運転とはアルコールチェックをした際に、呼気1リットルあたり0.15mg以上のアルコールが検出された状態で運転している状態を指します。
自身の意識がはっきりしていてもお酒を飲んだあとに運転をすれば飲酒運転になってしまうのです。
次に飲酒運転が発覚した際の罰則についてみていきましょう。大きく3つの場合に分けて紹介していきます。
- 酒酔い運転が発覚した場合の罰則
- 酒気帯び運転が発覚した場合の罰則
- 飲酒運転により死傷事故を起こした場合
それぞれ免許の停止処分や免許取り消しなどの点数による処分に加え、罰金などの重い刑事罰が科されます。それだけ飲酒運転は危険なことなのです。この記事を読んでトラック運転手の方はより気を引き締めてください!
それではまず酒酔い運転が発覚した場合の罰則についてみていきます。
酒酔い運転が発覚した場合の罰則
酒酔い運転であると判断された場合は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金と3年は再取得できない免許取り消しが罰則として与えられます。運転を生業とするトラック運転手にとって、少なくとも3年間は運転できないとなると致命的な問題ですね。
酒気帯び運転が発覚した場合の罰則
アルコール検査により酒気帯び運転が発覚した場合、アルコールの検出量により2段階の罰則が定められています。
- 呼気1リットルあたり0.15mg以上0.25mg未満の場合
- 呼気1リットルあたり0.25mg以上の場合
0.15mg以上のアルコールが検出された場合は、最低90日間の免許停止処分が下されます。0.25mg以上の場合は2年間再取得できない免許取り消しとなってしまいます。加えて両方とも3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
それでは最後に飲酒運転をしていた時に死傷事故を起こしてしまった場合の罰則をみていきましょう。
飲酒運転により死傷事故を起こした場合の罰則
飲酒運転により負傷事故を起こした場合は15年以下の懲役、死亡事故を起こしてしまった場合は20年以下の懲役が科されます。さらに飲酒運転により事故を起こした場合は自動車保険は適用されません。
飲酒運転により事故を起こした場合はもちろんのこと、飲酒運転が発覚しただけで重い罰則が科されることを理解していただけたと思います。また、紹介した罰則のほかにも会社を解雇されたり社会的信用を失うことにも繋がります。死亡事故を起こしてしまった日にはその罪を一生背負っていかなければならなくなるのです。自分だけは大丈夫、なんてことは絶対にありません。くれぐれも飲酒運転はしないように心がけてください。
アルコールが抜けるまでの時間は簡単に分かる!
次にアルコールを摂取したときに、どれくらいの時間が経てば体から抜けるのかみていきます。以下にある式で、人が1時間で消化・分解できるアルコール量が求められると言われています。
体重(kg)× 0.1 = 1時間で分解・消化できるアルコールの量
摂取したアルコールの量 / 1時簡で分解・消化できるアルコールの量= 必要な時間
これだけ見ても実感が湧きづらいですよね。具体例として体重70kgの人がアルコール度数15%の日本酒を1杯(21g)飲んだ場合を想定して計算していきましょう!
70kg × 0.1 =7g(1時間で分解・消化できるアルコールの量)
21g÷7g=3時間(21gのアルコールを消化・分解するのに必要な時間)
つまり、体重70kgの人が日本酒を1杯飲んだ場合は最低3時間はアルコールが体から抜けず、運転してはいけないということです。たった1杯でこれだけの時間を要するのか、と驚いた方も多いのではないでしょうか。ぜひ自身の体重を当てはめて計算してみてください。
しかし、あくまでこの計算は目安なので絶対ではありません。年齢や体質、その日の体調によってもアルコールの分解スピードは左右されます。運転が控えている前日は飲酒を避けるのがベストだといえますね。
アルコール と相性がいい食べ物8選!
次にアルコールの分解・消化に役立つ食べ物をみていきましょう。今回は自宅で飲酒する際にスーパーマーケットなどで揃えやすい食品と、居酒屋などで提供されているメニューに分けて紹介します。
~自宅で飲酒する時~
- チーズ
- 青魚
- ナッツ
- ウコン
~居酒屋に行った時~
- 野菜類
- いか・たこ
- 枝豆
- 油もの
- 水
翌日の運転があるけれど、付き合いなどでどうしても飲まないといけないという状況もありますよね。お酒と食べ物の食べ合わせに気を配りつつ、適度なところで飲むのを辞めましょう。あるいは、少し飲んでは食べ物を食べる の繰り返しを意識してアルコールの分解・消化を促してください。
アルコールチェック【まとめ】
今回はアルコールチェック、飲酒運転をしてしまった際の罰則、アルコールチェックに引っかからないための方法を紹介してきました。それぞれ振り返っていきましょう。
運送業においてアルコールチェック(アルコール検査)は各企業義務づけられており、飲酒運転をしてしまった場合は運転手の状態に合わせて罰則が科されます。
- 酒酔い運転が発覚した場合 5年以下の懲役または100万円以下の罰金と3年は再取得できない免許取り消し
- 0.15mg以上0.25mg未満の場合 90日間の免許停止・3年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 0.25mg以上の場合 2年は再取得できない免許取り消し・90日間の免許停止
アルコールが抜けるまでの時間は以下の式で求めることができます。
体重(kg)× 0.1 = 1時間で分解・消化できるアルコールの量
摂取したアルコールの量 / 1時簡で分解・消化できるアルコールの量= 必要な時間
アルコールと相性がいい食品は以下の通りです。ぜひ飲酒する際には試してみてください。
- チーズ
- 青魚
- ナッツ
- ウコン
- 野菜類
- いか・たこ
- 枝豆
- 油もの
- 水
物量増加の流れに伴い、トラック運転手(ドライバー)1人1人が貴重な存在となってきています。プロの運転手(ドライバー)としての自覚をもち、明日もお仕事に挑んでください!
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