物流業界の課題を知って問題発生を未然に防ぎたい!
具体的な課題の解決方法を知りたい!
売上成長につなげたい!
こんな声にお答えします。
この記事を読むと・・・
物流業界が抱える課題について知り、問題発生を未然に防ぐことが出来ます!
具体的な課題の解決方法を知ることが出来ます!
解決に向けた各社の取り組み事例を知ることが出来ます。
物流業界が抱える様々な課題について理解しておくことで、自社で起こりうる問題を未然に防ぐことを目的として本記事を書きます。
独立を検討している人は必ず最後まで見てください。
それでは、さっそく物流業界が抱える課題についてみていきましょう。
もくじ
物流業界の課題
成長市場である物流業界ですが、それゆえに様々な課題が浮き彫りになってきています。
・人手不足
・紙文化
・業務の非効率性
・後継者がいない
それぞれ少し掘り下げてみていきましょう。
人手不足
2020年の国土交通省が発表した「物流業界を取り巻く現状について」によると、
大型ドライバーと普通+小型ドライバーともに全産業の平均を上回り続けていることがわかります。
また、100社あるうちの50社近くは人手不足と感じているという、人手不足は長く続く課題といえます。
さらに、近年の巣ごもり需要により荷量も増え、人手不足が重大な課題になりつつあります。
紙文化
物流業界に限らずかもしれませんが、物流業界は特に紙文化が根強く残っています。
情報を大量の書類で管理しているため情報の集約に時間がかかってしまいます。
また、紛失したときに大きな問題につながりやすいのもリスクですね。
業務の非効率性
巣ごもり需要により荷量が増えた一方で、不在率も高くなっており 再配達が多くなっています。
また、ほとんどの企業が未だに紙文化のため、日報や会計書類もすべて手書きです。
時間がかかる上に整理にも時間と労力がいります。
事務員さんはまるまる一日を書類の整理に費やするなんてこともあるようで、
業務の非効率性は大きな課題です。
後継者がいない
物流業界では後継者がいないことが原因で廃業を考える経営者も少なくない。
あるいは、力がある会社で後継者を必死に探しているけれど見つからなくて困ってるなんて人もいます。
力のあるドライバーであれば若いうちから将来の社長候補に名前があがるのではないでしょうか。
物流業界では、若い世代への期待が大きいのは確かです。
物流業界の課題の解決方法
物流業界の課題の解決方法として4つ挙げられます。
1.若手人員の確保
2.データ管理に移行
3.アウトソーシングの導入
4.M&Aで合併・買収
課題を解決することで業務の効率化が進み、売上アップはもちろん、会社としても新たなステージに向かうことが可能になるでしょう。
若手人員の確保
若手人員の確保は各社積極的に取り組んでいます。
物流業界は高卒でも初任給が比較的 高いため人気の業界になりつつあります。
加えて、やったらやった分給料に反映されるのが魅力の1つです。
データ管理に移行
紙文化をやめて少しずつデータ管理に移行する会社が増えてきています。
データ管理をすることで情報が集約しやすくなるだけではなく、
会社の経営状態も一目でわかるようになります。
他には、書類の業務にかかる時間が軽減され、本来のコア業務に注力できるようになります。
社員の負担を大幅に軽減することで離職率を抑えることが出来ます。
アウトソーシングの導入
アウトソーシングをすることでより専門性の高い会社に業務をお願いしつつ、自社の売上を伸ばすことも可能になります。
ドライバーさんが書類業務に追われていたり、経営者が現場に立ち続けなければ回らないなんて状態をなくすたの手段として、アウトソーシングの導入は非常に有効です。
アウトソーシングのメリットやデメリットは以下の記事で詳しく知ることが出来ます。
M&Aで合併・買収
地方の物流企業でも年商で数億円も売り上げている会社がごろごろあるのが物流業界の特徴でもあります。
しかし、
力のある企業でも後継者不足により廃業をせざるを得ない状況になっています。
そこで、力のある企業が未来ある企業を買収したり、力のある会社同士が合併をしたりして、M&Aでもって築き上げたものをさらに大きくしています。
各社の課題の解決にむけた取り組み
課題の解決のために、各社様々な取り組みを行っています。
佐川急便(SGホールディングス株式会社)の取り組み
佐川急便(SGホールディングス)では、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として、様々な国からの労働者の受け入れや、シルバー人材の活躍の場を作る取り組みを行っています。
駒屋サプライ
駒屋サプライは採用支援サービスを導入した物流企業です。早い段階でドライバー採用を専門性の高い企業に外注したことで、コア業務に注力できるようになりました。
これにより、法人・個人ともにより一層充実したサービスを提供することが可能になった企業です。
キャリーブルーム
キャリーブルームは物流×ITを取り入れたサービスツールを提供する物流企業です。
従来のサービスはIT企業が提供するもので、仕様が現場に適さないものがほとんどでしたが、物流企業が提供するということで、現場レベルの仕様になっていると考えられます。
M&A事例
M&Aの事例についてはコチラより見ることが出来ます。
毎月 何社もの物流企業がM&Aを行い、事業拡大を図っています。
まとめ
物流業界が抱える課題は、
1.人手不足
2.紙文化
3.業務の非効率性
4.後継者がいない
を始め様々な課題があります。特にこの4つは深刻な課題で、頭を抱えている経営者も多くいます。
課題の解決方法として
1.若手人員の確保
2.データ管理に移行
3.アウトソーシングの導入
4.M&Aで合併・買収
をあげました。解決方法を知っただけでは意味がありません。
方法を知ったら次は行動に起こすのが大切です。
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