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物流業界の男女比率について【女性ドライバーも必見】まだ男性社会?

物流業界の男女比率
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soma

物流CEOナカノヒト-soma-「私たちは物流業界業界の発展に寄与すべく、物流経営者・ドライバー向けに価値ある情報を発信します!」各種SNSのフォローもお願いします!

こんな悩みはありませんか?

  • 物流業界の男女比率ってどんな感じなんだろう
  • もう結構な歳になってきたけど物流業界でやっていけるかな?
  • 女性ドライバーってどれくらいいるのかな?

こんな疑問に物流CEOがお答えします。

この記事を読むと・・・

この記事でわかること

  • 物流業界の男女比率がわかる
  • 物流業界の現役年齢層がわかる
  • 物流業界で女性が活躍するために必要なことがわかる

国土交通省が発表しているデータ資料をもとに解説していきます。

”物流業界=男社会という”イメージもあるかもしれませんが、2021年時点では物流業界に参入する女性も徐々に増えてきています。その理由の1つに、国土交通省が女性トラックドライバーを推進する「トラガール促進プロジェクト」を行っており、環境や制度が整ってきているからです。
*使用する国土交通省のデータは2014年までのものになっています。

40代~60代近くで物流業界へ転職しようとしている方は一度この記事の目を通しておいて、物流業界の現状を把握してみると今後のライフプランに役立つはずです。

それでは、まずは物流業界の年齢構成についてみていきましょう。

 

 

物流業界の年齢構成

物流業界で働いている人の年齢構成は、2014年時点で国土交通省が発表しているデータでは、以下のようになっています。
事業者:約6.2万人
従業員:約188万人

そのうち 40代~54代の割合が全体の45.2%を占めています。
全産業の割合が34.7%であることから考えても高い割合を占めていることがわかりますね。

物流業界の若手層

一方で 物流業界の若手層の割合はというと、以下のようになっています。

物流業界:9.1%
全産業:16.3%

全産業と比べると若手層は少ないことがわかります。9.1%というのは、全産業の20代前半までの数字とほとんど同じくらいとなっており、物流業界が抱える人手不足の要因が見えてきます。

物流業界の平均年齢

物流業界の平均年齢はというと、40代半ばから50代となっています。とりわけ大型と中小型をみてみると47.5%、45.4%と他に比べると若いようにみえます。元トラックドライバーからタクシー運転手に転職 といったこともあり、タクシードライバーは比較的ベテラン世代が多いようです。

以上のことからもわかるように、他業界に比べてベテランに近い世代が多く活躍しているのが物流業界の特徴でもあります。
30代や40代で物流業界に転職をしても十分活躍できるといえるでしょう。

そして近年女性ドライバーの活躍も目立つようになってきました。
それでは、物流業界の男女比についても見ていきましょうか。

物流業界の男女比

物流業界の男女比は、以下のようになっています。
男性:97.5%
女性:2.5%

他業界では2014年時点でも半々といったところでした。この数字だけをみるとかなり少ないように感じますね。

ですが、ある意味ではチャンスかもしれません。

最近では働き方改革の一環として、物流業界で働く女性(女性ドライバー)の活躍にも目を向けられるようになっています。また、女性ドライバーだから出来るお客様との関係の築き方や、より繊細な心配りができるという点において、女性ドライバーは大変貴重な存在となっています。そのため、需要がありかつ推進されているということから、今後ますます増えていくことが予想されます。

また、2014年時点での女性ドライバーの割合は2.5%でしたが、2020年時点ではさらに増加しており、数少ない女性ドライバーということを活かし副業をする人も現れてきています。

 

物流業界で女性が活躍していける理由

男女が指をさしている

物流業界で女性が活躍していける理由としては、以下の3つがあげられます。

  • 細かな気配りができる
  • 今までは気づけなかった、女性目線ならではの考えが生まれる
  • お客様との関係構築が得意

男性が多い物流業界では、女性の意見とが出てくる機会があまりありませんでした。しかし、社会が変わっていく中で物流業界も様々な意見を取り入れ成長していかなくてはなりません。そこで新しく女性の意見を取り入れることが大切になってきます。加えて、商品の配送や梱包作業などは丁寧かつ、届ける人のことを考えなければいけません。そういったことで女性の方が細やかな気配りができたり、お客様との関係構築が得意であるというのは、物流業界では求められていることなのです。

そういったことを踏まえ、"人手不足の物流業界では女性を積極的に採用していく"という方針に変わっていっている会社が多いのです。

企業側に求める3つのこと

倉庫と淡い色の空

物流業界の企業側の視点で見ると、最大の問題点は人手不足です。女性が積極的に応募したくなるような制度や環境を、社内で整えていくことが必要になります。たとえば以下のような事柄です。

  • 荷物の積み下ろし作業の軽減
  • 勤務体系の見直し
  • 勤務場所の整備

重い商品や荷物を上げ下げする場合は、女性にとって負担に感じてしまう場合が多いです。今では、無人搬送車やフォークリフトがあります。そういった機会をうまく利用し、負担を軽減していく必要があります。また、お子さまがいる女性ドライバーも少なくありません。幼稚園の送り迎えなどが比較的自由に行けるようなフレックスな勤務体系を構築しましょう。さらに、働く場所があまりにも雑多であったり、掃除が行き届いておらず汚かったりする場合は気持ちよく働けません。勤務場所の整備や清掃を行いましょう。

女性もますます活躍していく!【まとめ】

以上のことを踏まえると、物流業界は女性がますます活躍していく業界として言えそうです。とはいえ、荷物量の増加でより重労働が増えたことや、相当な体力を要することからまだまだ男性社会なのは確かです。

しかし、工夫をすることで重い荷物を運んでいたり、男性顔負けにバリバリ働く女性ドライバーがいたりと、2014年に比べるとかなり割合は増えてきています。女性でもトラックドライバーはもちろんできますし、40~60代で転職を考えている他業界の方でも物流業界へ転職して第2のキャリアを形成していくことは十分可能です。

物流業界への転職を悩んでいた人はこの記事をきっかけに
現役年齢が長い物流業界で第2のキャリアを形成してみませんか?

参考サイト:国土交通省「トラック運送業の現状について」 

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