こんな悩みはありませんか?
- トラック運転手で準中型免許を取得したいけど費用はどれくらいだろう?
- トラック運転手として働きながら準中型免許を取得するのは難易度が高そうだな
- トラック運転手が準中型免許で運転できる車種も知りたいな。
物流CEOがこんな声にお応えします。
この記事でわかること
- トラック運転手が準中型免許の取得にかかる費用
- トラック運転手が準中型免許を取得する際の難易度
- 型免許で運転できるトラックの車種
トラック運転手(ドライバー)に興味がある方で、準中型免許の取得を目指している方に向けてこの記事を書きました。この記事では準中型免許の取得にかかる費用と取得の難易度を知ることが出来ます。最後にはトラック運転手が準中型免許で運転できる車種も知ることが出来るので、是非一読してみて下さい。
では、まずは準中型免許の取得にかかる費用をみていきましょう。
もくじ
トラック運転手が準中型免許の取得にかかる費用は?
準中型免許の取得にかかる費用はおよそ17万円です。これは、トラック運転手が指定教習所に通いながら免許を取得をする場合です。閑散期と繁忙期には料金の差があり、その差はおよそ5万円近くあります。表にすると以下のようになります。
既に所持している免許 | 閑散期(4~7,10~1月) | 繁忙期(8~9,2~3月) |
なし・原付 | 37万円 | 41万円 |
普通MT | 17万円 | 22万円 |
普通AT | 19万円 | 24万円 |
二輪 | 29万円 | 34万円 |
大型特殊 | 25万円 | 30万円 |
既に取得している免許によってかかる費用は変わってきます。ほとんどの人が普通MT免許を取得しているはずです。そのため閑散期の最安値で17万円となります。
ご自身がお持ちの免許と照らして考えてみて下さい。
費用を抑えるなら一発試験
準中型免許の取得にかかる費用を抑えるなら一発試験があります。一発試験とは、自動車教習所に通うことなく、運転免許が取得できるものです。かかる費用は以下の通りです。
受験料 | 試験車使用料 | 免許交付料 | 取得時講習 | 合計 | |
普通自動車免許(済) | 4,100円 | 2,500円 | 2,050円 | 17,800円 | 26,450円 |
普通自動車免許(未) | " | " | " | 32,200円 | 40,850円 |
差額 | 14,400円 |
普通自動車免許の取得の有無で14,400円の差額が生じます。いきなり準中型免許を取得するよりも、普通自動車の免許を保持していた方が、運転はしやすいです。そのため、先に普通自動車の免許を取得することをおすすめします。
トラック運転手が準中型免許を取得する際の難易度
トラック運転手が準中型免許の取得をするには、3つの選択肢があります。
- 免許合宿
- 指定教習所
-
一発試験
それぞれの難易度と合格率を表にすると以下の通りです。
難易度 | 合格率 | |
免許合宿 | やや高い | 80% |
指定教習所 | 高い | 65% |
一発試験 | かなり高い | 10%前後 |
準中型免許は取得の難易度がそもそも高いです。免許合宿は、短期集中できるため合格率が高いです。一方、指定教習所に通う場合は自宅での勉強も重要になります。
費用が安い一発試験の難易度は?
上記の表からもわかるように、一発試験の難易度はかなり高いです。なぜなら、一般的な試験に比べて採点基準が厳しくなっているからです。そのため一発試験の平均合格率は10~20%となっています。トラック運転手が仕事をしながら独学でやろうとすると相当根気が必要です。
トラック運転手が準中型免許を取得するための条件
トラック運転手が、準中型免許を取得するためには、以下の6つの条件を満たす必要があります。
- 18歳以上(終了検定の時点で)
- 両眼で0.8以上,1眼で0.5以上(どちらも満たす必要あり)
- 色彩識別能力に問題がない(赤,黄,青の識別ができる)*免許取得者は省略
- 深視力に問題がない
- 聴力に問題がない(10mの距離で90㏈の警音器の音が聞こえる)
- 自動車の運転に支障をきたす身体のしょうがいがない
6つ全てを満たしている必要があるため、事前に確認をしておきましょう。
準中型免許で運転できるトラックの車種
準中型免許を取得できた場合、運転できるトラックの車種は以下の通りです。
- 2tトラック(最大積載量:2~2.9t)
- 3tトラック(最大積載量:3~3.9t)
運転できる種類|小型トラック
2tトラックと3tトラックは、小型トラックとひとくくりにされることが多いです。それぞれの最大積載量と車両総重量は以下のようになっています。
最大積載量 | 車両総重量 | |
2tトラック | 2以上~2.9t未満 | 5t未満 |
3tトラック | 3t以上~3.9t未満 | 7.5t未満 |
小型トラックは、街中で見かける小さめのトラックがイメージしやすいです。使用用途としては、近距離での搬送作業になります。たとえば、個人向けの宅配やコンビニなどへの配送、近場での引っ越し業務などがあります。
車両総重量:積載量+乗車人数+車体重量
運転できない種類|4tトラック
現行の法律では4tトラックの運転はできません。準中型免許で運転できる車の条件は以下の通りです。
最大積載量 | 車両総重量 | 乗車定員 | 運転歴 | |
準中型免許 | 2t以上~4.5未満 | 3.5以上~7.5t未満 | 10人まで | 不問 |
まず、4tトラックとはトラック運転手間の愛称のようなものです。実際は、ほとんどの4tトラックが車両総重量が8tに近いです。そのため、準中型免許だけでは4tトラックは運転できません。
準中型免許は難しいが、仕事の幅が広がる!【まとめ】
トラック運転手が準中型免許を取得する際にかかる費用はおよそ17万円です。(普通自動車取免許を取得済で閑散期の最安値の場合)費用を抑えるなら、一発試験がおすすめです。
おさらいをすると、免許を取得する際の難易度は以下の通りになっています。
- 免許合宿:やや高い
- 指定教習所:高い
- 免許合宿:かなり高い
試験に一発で合格したい場合は、初期の費用はかかりますが上記2つがおすすめです。準中型免許で運転できる車種は2tトラックと3tトラックです。現行の法律では、ほとんどの4tトラックが運転することが出来ません。
準中型免許を取得することで仕事の幅が広がるのは間違いありません。なるべく取得の費用を抑えようとするなら、一発試験です。しかし、合格率を考えると指定教習所や免許合宿を利用するのがトータルコスパが良くなる可能性が高いです。
現行の法律だと準中型免許で4tトラックを運転することはできません。4tトラックを運転したい場合は、1つ上の中型免許の取得を目指しましょう。
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