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Withコロナの時代の物流の在り方【コロナ対策や経営戦略など】

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物流CEOナカノヒト-soma-「私たちは物流業界業界の発展に寄与すべく、物流経営者・ドライバー向けに価値ある情報を発信します!」各種SNSのフォローもお願いします!

コロナウイルスで物流業界の働き方はどう変わるのだろう・・・
コロナウイルス対策にはどんな方法があるのだろう・・・

こんな疑問にお答えします。

新型コロナウイルスが拡大し、世界中がその影響を受けています。

日本も例外ではなく、第2波、第3波とコロナウイルスの勢いはとどまることを知りません。この時代に生きる私たちは、コロナウイルスと共に生きていかなくてはなりません。

そんなWithコロナの時代、物流業界はどう変わっていくことが求められているのか、どう対応すべきなのかについて考えてみましょう。

コロナウイルスの物流業界への影響はこちらでまとめていますのでぜひご覧ください。

https://butsuryu-ceo.com/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e3%81%8c%e7%89%a9%e6%b5%81%e6%a5%ad%e7%95%8c%e3%81%ab%e4%b8%8e%e3%81%88%e3%81%9f%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e3%81%a8%e3%81%af

物流業界におけるコロナウイルス対策

物流業界における行うべきコロナウイルス対策を事務所、倉庫、ドライバーに分けて紹介します。

コロナウイルス対策として、マスク着用、アルコール消毒、密を避ける、など基本的なことは除き、物流業界にとって重要な対策を紹介したいと思います。

事務所《コロナウイルス対策》

・テレワークの推奨
これは、物流業界でなくともいえることですが、デジタル化が進んでいない物流業界にとっては非常に難しいです。
今回のコロナ禍で、物流業界全体としてデジタル化を早急に進めることが求められます。

倉庫《コロナウイルス対策》

・人員配置
従業員同士で極力接触を減らすため、作業空間や人員配置について見直しを行うべきです。
従業員が必要以上に担当区域から離れることのないように、仕事内容を考慮することが必要です。

ドライバー《コロナウイルス対策》

・荷物の積み下ろしの際の接触
荷物の積み下ろしの際は、接触をせずともある程度の作業を行うことが可能です。加えて荷積み前、荷下ろし後は食毒に努めましょう。

・移動先での休憩
これは長距離ドライバーに言えることですが、長距離ドライバーが休憩を行うパーキングエリアなどでは、他の長距離ドライバーも集まると思います。
日本中から集まることになり、感染拡大地域から、そういったパーキングで感染が広がり、日本各地にウイルスが拡大してしまう危険性があります。
パーキングエリアでの休憩は、十分に対策を講じた上で行う必要があります。

Withコロナ時代における物流業界の課題

上記した記事で説明したコロナウイルスの物流業界への影響について触れてみます。
コロナウイルスが物流業界に与えた影響は、

1.海外からの輸入量の減少
2.顧客の営業自粛
3.食品などの買い占め騒動
4.医療品、日用品などの需要拡大
5.インターネット通販の規模拡大

です。

これによって荷動きの変化が起きました。

その結果、物流会社によって、トラックはあるけど荷物がない、荷物があるけど労働力が足りないなどアンバランスな状態となってしまっています。

早急にデジタルの導入を

上記したように、コロナウイルス対策として最も重要であるのは、接触しないことです。

といっても、物流業界は以前から問題になっていたように、デジタル化の導入が他の業種に比べかなり遅れを取っています。

デジタル化を進めることが、コロナウイルス対策にもつながり、今後の物流業界の発展にもつながります。

デジタル化といっても具体的にどのようなものを導入すべきなのか詳しく説明します。

・デジタルツールの導入

トラックドライバーの倉庫での手続きは、現状主に紙を用いて行われています。

この手続きをデジタルツールによって電子化することで接触防止、効率化につながります。具体的には、入場の際の受付、伝票の提出、確認、受領書の受け取りです。

・ロボットの活用

大和ハウスグループのアッカ・インターナショナルは、ナイキの物流センターでロボットを活用することで、スタッフ約2,000人分に相当する業務をこなし、コロナで急増したEC需要に対応したそうです。

倉庫内では、ロボットを積極的に活用していくことで、労働力不足、コロナ対策などの問題点の解決に繋がると思います。

他業種との提携【事例紹介】

物流業界内での労働力などのアンバランスな状態が起きていることは上記しましたが、もちろん他業種でもコロナウイルスの影響は起きています。

そんな中、互いの問題点を解決すべく他業種間で提携した事例があったので紹介します。

 

株式会社日の丸リムジングループ × 株式会社ムロオ

日の丸リムジンは、タクシー・ハイヤー・観光バス事業を行い従業員700名を抱えています。コロナウイルスの影響で利用客、売上がともに激減している、コロナウイルスの影響を最も受けた企業の一つです。

一方、ムロオはチルド流通事業などを展開している。コロナウイルスの影響による買いだめや外出自粛により、食料雑貨店や食品メーカーの物流を行う部門で労働力不足が発生していました。

そんな中、両社がワークシェアという形で提携を行うことで、日の丸リムジンでの過剰な労働力を、労働力不足であったムロオに移すという異業種間の助け合いが行われました。

この提携によって、両社とも問題点の解決に近づいたことに加え、従業員をも大切にするという非常にWin-Winの関係を作ることができました。

このような異業種間の提携を行うことで、コロナウイルスによって生み出された問題点の解決につながることもあります。

まとめ

物流業界における新型コロナウイルス対策は、

・テレワークの推奨
・人員配置の見直し
・荷物の積み下ろしの際の接触
・移動先での休憩

をあげました。

これらの解決には、デジタルの導入が最も重要な課題であると考えます。

デジタル化を進めることで物流業界の発展に繋がると思います。

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