こんな悩みはありませんか?
- 運送業界で起業したいけどどうすればいいかわからない!
- 注意しておかなければいけないことはなんだろう?
- 起業するために必要なものを詳しく知りたい!
この記事を読むと、
物流CEOがこのような疑問にお応えします。
この記事でわかること
- 運送業界で起業するために必要な5つのもの
- 起業する際に注意しておくべきこと
- 物流業界の現状について
がわかります。
物流業界は年々市場規模が大きくなっており、2020年を終わる頃には25兆円に上るとも予測さえています。まさに成長中の物流業界ですが、中には「この成長産業で起業をしてみたい」と考える人も多いのではないでしょうか。この記事では、運送会社・配送会社を起業する際に必要なものについて解説しています。会社を立ち上げるのは簡単なことではありません。しかし、要点さえ抑えればスムーズに行えますし、物流業界は比較的に参入障壁があまり高くないので、難易度が非常に高い訳ではありません。起業したいと考えている方は、ぜひ一読してみてください。
それでは早速必要なものについてみていきましょう。
もくじ
運送業界で起業するために必要な5つのもの
運送業界で起業するために必要なものは大きく分けて5つの種類があります。それが以下の通りです。
- トラック・車両
- 駐車場・車庫
- 資金
- 事務所・オフィス
- オフィス機器等
こうみると当たり前のものしかない、と思うかもしれません。しかし、実際にどういう種類のトラックが何台必要なのか?などを知っている人は少ないのではないでしょうか。
次からそれぞれについて詳しくみていきましょう。
必要なものその1:トラック・車両

運送業界で起業するために必要なものその1は、トラックや車両です。配送・運送をするにはまず、荷物を運ぶためのトラックや車両を用意する必要があります。今現在の最低台数は、5台ですので最低でも5台の車両を揃えなければならないということを把握しておきましょう。車両の種類は、その会社が担当する荷物の大きさによって変わってきます。通常であれば2t〜4tのトラックですが、所有する全ての車両の種類を揃える必要はありません。数台は大型トラック、数台は中型トラックといった分け方もできます。
ここで注意しなければならないのが、車検証に記載されている用途が「貨物」と書かれていなければいけない点です。これはすなわち、普段皆さんが使われている自家用車などは流用できないことになりますので注意しましょう。自家用車に加え、軽自動車は認められていません。軽トラは「トラック」として利用することはできませんが、ハイエースなどの貨物用の小型車に関しては特別に貨物車として利用が許可されています。このハイエースは個宅配送に使われることが多いです。
必要なものその2:駐車場・車庫

運送業界で起業するために必要なものその2は、駐車場や車庫です。トラックを準備した際、それを管理・保管する場所が必要です。物流会社の経営者さんは、トラックの手配よりもむしろこの駐車場・車庫の手配に非常に苦労したと言っていました。それほど重要で、難易度の高い準備するものと言えるでしょう。
車庫や駐車場の確保が難しいと言われる理由は、「車両のサイズにあった場所を見つける必要があるから」です。全て小型車であれば、駐車場確保も難しくありませんが、中型・大型トラックを保管するする場所はそれ相応の場所でなければいけません。大型トラックを1台でも含む、全5台とした場合、広さとしては最低でも約300平方メートルほど必要です。物流業界で起業する場合は、これを考慮して車両の保管場所を探すようにしましょう。
加えて、品物を保管するスペースの確保も必要になってきます。荷主様の信頼を得るために、物流品質はどこの会社も力を入れるところです。
物流品質をよりよくするためにどうすればいいのか知りたいと考えていませんか?そんな方のために、"物流品質を改善して信頼を|品質向上のために必要な5つのこととは?" という記事があります。差別化できるようにしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
・参照元URL:https://butsuryu-ceo.com/post-7011
必要なものその3:資金

運送業界で起業するために必要なものその3は、資金です。これは物流会社に限ったことではなく、全てに通じることですが、起業するには資金が必要です。起業する際には、主に2つの種類のお金が必要です。
- 会社設立のための資本金
- 物流会社を始めるための開業資金
今現在では資本金の大きさにかかわらず、簡単に会社を設立できるようになったので、資本金にいくら用意するべきという金額は存在しません。しかし、実際に物流会社を始める場合、400万円ほどは資本金が必要とされています。この資本金を用意する方法は様々ですが、ここではすでに会社の立ち上げ人の手元に必要資金があるという前提で話を進めましょう。資本金を用意した後は会社の代表の法人口座に振り込みます。他の必要な提出書類とともに通帳のコピーを法務局に提出します。提出後は、どのように資本金を使っても良いというルールになっています。
開業資金は配送業・運送業の許可を取得するために必要な資金です。どのくらいの資金が必要かは、会社の規模や車両の台数、オフィスや駐車場・車庫の料金によって変わりますが、600万円程度はあった方がよいと言われています。つまり、運送業界で起業するためには、およそ1,000万円ほど用意する必要があるということになります。
必要なものその4:事務所・オフィス

運送業界で起業するために必要なものその4は、オフィスや事務所です。会社を始めるとなると仕事をする場所、すなわちオフィスもしくは事務所が必要となってきます。このオフィスに関してですが、実は、利用できる場所は法律で定められています。市街化の調整区域でないこと、農地でないこと、建物の使用権限があることなどのいくつかの要件に加え、建築基準法や消防法に抵触している場所が認められない場所であることが求められます。そのため、起業する場合は、起業しようと思っている市町村の役場に確認したほうが安全です。
また、利便性を考えたらオフィスと車両の保管場所が近いということも求められます。直線距離で10km以上離れた場所をオフィスにすることはできないので注意しましょう。
オフィスの広さに関しては「適切な広さ」という用件があります。これに関しては、人によって感じ方は違うため、明確な大きさの定義はなされていません。今のところ、賃貸オフィスでもワンルームマンションの1室でもかまわないと定められています。
必要なものその5:オフィス機器等

運送業界で起業するために必要なものその5はは、オフィスワークをするための機械です。配送・運送業は荷主あっての仕事になります。そして、その荷主様とやりとりをするためにオフィスが必要になってきます。基本的な事務作業をするためのオフィス用品やオフィス機器があれば十分です。たとえば以下のようなものになります。
- パソコン
- デスク
- 電話やコピー機
- ウォーターサーバー
これらの機器があればスムーズに仕事をすることができます。オフィスのレイアウトを考える際、極端にオフィス内が窮屈だと仕事に支障が生じることに加え、その場所がオフィスとして認められない場合もあります。そのため、オフィスの場所を決めてから、オフィス用品・オフィス機器を購入することをおすすめします。
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運送業界で起業するために必要なものを知っておこう!【まとめ】

いかがだったでしょうか。物流会社を立ち上げるために必要な要素をイメージすることはできましたか。実際に会社を立ち上げる際、その業界ですで活躍されている先人にエピソードを聞くのは非常に有用な手段です。
この物流CEOでは、関東県内で活躍されている物流会社の経営者様に直接インタビューをさせていただき、起業の際のエピソードなどを掲載しています。とても有用な情報だと思いますので、ぜひ、そちらも目を通してみてください!
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