・扱う物量も多くなってきたし、そろそろ従業員を採用しようかな?
・事務作業のアウトソーシングをしたいんだよな
・会社の売上をもっと伸ばしたいんだよな
こんな声にお応えします。
この記事を読むと・・・
・物流事務のアウトソーシングのメリットとデメリットを知ることが出来ます。
・効率よく売上を伸ばす方法が分かります。
もくじ
アウトソーシングとは自社の業務を外部に委託すること
アウトソーシングとは、自社で行っている業務を外部に委託することを指します。
また、アウトソーシングには2つの種類があります。
・アウトソーシング⇒自社業務を全て外部に委託すること
・BPO(Business Process Outsourcing)⇒自社業務の一部を委託すること
この場合の "業務" とは、外部に委託できると判断したもの全てが該当になります。
しかし、請け負う業務内容を限定している企業も多いので、委託先のホームページ等をよく確認しましょう。
物流事務のアウトソーシング/BPOのメリット
物流事務のアウトソーシングやBPOのメリットは大きく7つです。
- コスト削減
- 業務効率化
- サービスの質向上
- コア事業に注力できる
- 新規投資が可能になる
- ITマーケティングが可能になる
- 行政による支援との並行でより恩恵を受けられる場合がある
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
まずはコスト削減からです。
メリット1.コスト削減
物流業務にかかるコストといえば、輸送費・荷役費・管理費・保管費そして一番のコストは人件費ではないでしょうか?
人件費は表面的にかかる費用としては 給料 が考えられますが、社会保険料や採用・教育コスト、さらにPC機器などの備品や通勤の際の交通費などもかかっていますね。
正社員を雇うにも、広告費や採用のための時間を考えたら非常にコストがかかってしいます。
物流事務のアウトソーシング/BPOは、リスクをほぼ0で抑え、総合的コストを格段に抑えることが可能になります。
この点では大きなメリットといえますね。
メリット2.業務効率化
物流の業務は配達業務だけではないですよね。
中でも、事務関連の業務って意外と多くないですか?
これは事務員さんであれば本業かもしれませんが、ドライバーさんや経営者である皆さんも 意外と多くありませんか・・・?
とはいえ、
事務員さんに全てを任せるわけにもいかない
実際の声として、「物流 事務 しんどい」や「物流 事務 辞めたい」はよく聞くセリフでしょう。
大きな負担になってしまうと作業効率が格段に低下します。
物流事務のアウトソーシング/BPOをしてくれる会社には事務作業を一括して請け負ってくれる会社もあります。
アウトソーシング/BPOをしてくれる会社をうまく活用➡業務効率化➡会社としてもう1ステップ成長
が可能になります!
これが物流事務のアウトソーシング/BPO2つめのメリットとなります。
メリット3.サービスの質向上
物流事務のアウトソーシング/BPOによって各事業部門の負担が格段に軽減されます。
これにより、
時間的余裕がうまれることで
・配送時間の短縮
・効率的配送
・事務作業を規定日時までに終えられる
など、様々なことが可能になります。
これまでは時間の都合上できなかったところにまで手が届き、お客様やクライアント様に素晴らしいサービスを提供することができるようになりますね!
また、
心の余裕にもつながることが期待できます。
心の余裕は質の良いサービスに直結します。
それだけではなく、社内の雰囲気も格段に良くなることでしょう。
これまで、社内の雰囲気改善に悩んできた経営者も、
物流事務のアウトソーシング/BPOを導入することで課題を解決できることでしょう。
お客様へのサービスの質向上と社内雰囲気の改善が期待できる。
これが物流事務のを導入することによる3つめのメリットです。
メリット4.コア事業に注力できる
物流事務のアウトソーシング/BPOによってサブ的業務を外部に委託します。
すると、
社内人材がコア事業に専念できるように
➡生産効率が格段にアップします。
これまで物流事務の業務に充てていた時間をすべてコア事業に充てることが可能になります。
では、
利益を上げるためには?
配送回数を増やす。
これに尽きるのではないでしょうか。
これまで・・・
現実問題として、それが難しい。
解決のためには人を新しく雇う必要がある。
➡結局、課題解決にはお金がかかる...
物流事務のアウトソーシング/BPOによってそういった問題点をすべて解決でき、コア事業に専念することが出来るように。
これは全ての経営者の方にとってありがたいこですねよね。
メリット5.新規投資が可能になる
物流事務のアウトソーシング/BPOによって
時間と資金に余裕ができ、
新たな挑戦が可能に
なります。
ある会社では、
これまで管理業務のほとんどを社内で行っており、事務員の仕事量の増加による残業とドライバーの午後業務の増加に悩まされていました。
これを改善するために、
新規投資としてIT技術を取り入れを入れることにしました。
正直、これまでIT技術がなかったことで困ったことはほとんどなかったようです。
しかし、結果として
・IT技術によりデータの集約速度を上げることに成功。
・情報をデータ化することでノウハウとしての共有速度も向上。
・データを用いて新たなビジネスチャンスをつかむきっかけに
会社の成長率も右肩上がりに
という実例があります。
物流事務のアウトソーシング/BPOによって必ずこのようになるとは言えません。
ですが、
時代に合った技術を取り入れていくことで新たなビジネスチャンスを得ることができます。
チャンスを逃すの
もったいなくなくないですか?
物流経営者の皆様 これを機会に新規投資を検討してみてはいかがでしょうか。
メリット6.ITマーケティングが可能になる
物流事務のアウトソーシング/BPOをするということは、業務がデータ化するということです。
全てが情報化されている現代において
データは非常に大きな財産
です。
いやいや、
・リアルでのやりとりが一番大事
・データは紙で残しておくのが一番だよ!
と思う方はいませんか?
確かに、
横のつながりが大事な物流業界では リアルでのやりとりも大事でしょう。
一方で、
エリアを限定しても、時としてエリアの枠を超えた仕事が舞い込んでくることがありませんか?
オフラインのつながりを何年もかけて構築したからこそ、そういった仕事が舞い込んできたことでしょう。
でも、それって・・・
時間と費用対効果を考えて無駄が多い。
何年もかけて関係を構築することがなく、誰かが勝手に仕事を取ってきてくれたら楽ですよね。
ITマーケティングはそれをやってのけるんです。
メリット5.新規投資が可能になる で紹介したように、情報のデータ化は様々なビジネスチャンスにつなげることが出来るんです。
物流のアウトソーシング/BPOをしてくれる会社の中にはそういったサービスを展開しているところもあるのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
メリット7.行政による支援との並行でより恩恵を受けられる場合がある
アウトソーシング/BPOする業務や、新規投資の対象によっては行政からの支援を受けることが出来る場合があります。
*こちらについては、物流アウトソーシングマニュアル-中小企業庁-経済産業省 を参照ください。
この6つのメリット以外にも、実際に導入して気づくメリットはたくさんあることでしょう。
とはいえ、
デメリットも気になりますよね。
結論からお伝えしておくと、メリットに比べてデメリットは少ないです。
ほんとかよ...
今ある課題と照らし合わせた時 改善した時のメリットが多すぎて、デメリット(代償)はほぼ無傷なものばかり。
3.物流事務のアウトソーシング/BPOのデメリットで記述をしました。気になる方は是非ご覧ください。
物流事務のアウトソーシング/BPOのデメリット2つ
物流事務のアウトソーシングやBPOのデメリットとして、2つご紹介します。
- 情報漏洩が懸念される
- 業務のブラックボックス化
メリットとデメリットの両方を知り、経営の危機管理ができる状態をつくりましょう。
デメリット2.情報漏洩が懸念される
情報がデータ化されたことで、
"データ"に価値がつくように。
これにより、
サイバー攻撃やウイルスによる情報漏洩が懸念されます。
データを扱う企業のウイルス対策等は最高レベルなもので、ウイルスなどによる被害は限りなく0に近いです。
その為安心して任せても大丈夫なのですが、万が一の可能性として なくはない という程度の話になります。
そのため、
これを物流事務のアウトソーシング/BPOのデメリットとして挙げさせていただきました。
委託先との契約の際にはウイルス対策、保障制度についてもよく確認しておきましょう。
デメリット2.業務のブラックボックス化
業務のブラックボックス化は、報漏洩が懸念されるに比べて発生リスクが高いです。
これまで社内で行っていた業務ということもあり、その業務に関して知識ある人材が社内にいたため何かあったらすぐに頼れるということで安心だったことでしょう。
しかし、物流事務のアウトソーシング/BPOをすると対応に多少時間がかかってしまう可能性があります。この点は懸念点ですね。
アウトソーシング/BPOをしてくれる企業ではリアルタイムの相談に対応してくれるところもあるのでこの点はクリアできるでしょう。
更に、
定期的に集約した 綺麗に整理されたデータ の報告を受けることも可能なので経営者には嬉しい限りではないでしょうか。
・従来:ノウハウをよく理解した人の数
⇒1.2人
・物流事務のアウトソーシング/BPO導入後の数
⇒誰でもノウハウ取得可
(新人教育の際に使えば スタートからノウハウ理解が深い人材を育成することができる)
概ね考えられるデメリットとしてはこの2点です。
実際に導入することで気づく点もあるかもしれません。知り合い経営者で先に導入している方がいれば実際の声を直接聞いてみるのも1つかもしれませんね!
いかがだったでしょうか。物流事務のアウトソーシング/BPOのメリットとデメリットについてよく知ることができたのではないでしょうか。
物流事務のアウトソーシング/BPOに興味をもって、実際に導入を検討されるかたは物流に特化したアウトソーシング/BPOサービスを展開してる会社に1度お見積りをされてみてはいかがでしょうか。
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