物流CEOインタビュー[No.007]
「挨拶やこまめな報連相を入れる」
今回の物流CEOインタビューは「株式会社トリップスタイル」の勅使河原社長です。株式会社トリップスタイルは令和2年11月に設立され、神奈川県川崎市幸区鹿島田2丁目1番28-708号に本社を置く物流企業です。勅使河原社長の経営思想を物流CEOナカノヒトが紐解きました。それでは、インタビューを見ていきましょう。
- 本記事の内容はインタビュー時点での情報です。
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トリップスタイル株式会社の勅使河原社長のキャリア
―――創業に至った経緯を教えてください。
勅使河原社長:大学卒業後は最初に営業職をやっていたのですが、結構人間関係的に向いていないと感じていました。そんな中運送業は基本的に仕事中(配送中)は人と喋ったりすることがない。また、やった分だけ稼げることに魅力を感じスタートしました。
―――営業職からいきなりドライバー職に転職したイメージなのでしょうか?
勅使河原社長:そうですね。元々個人で独立して何かやりたいとずっと思っていて。それのきっかけとなっ たのが軽貨物で、初期費用でもそんなに膨大な額ではないので、とりあえず車があれば始められると思い始めました。
―――創業にあたって大変だったエピソードはありますか?
勅使河原社長:年齢が若めの子たちが多いので、その点では他の会社の人たちと比較されたりすることが多 いです。ちょっと元気が良すぎるとか(笑) また、「この日は遊びたい」という要望も多かったりするので、そこの穴埋めを考えなければいけない点ですね。
―――現在ドライバーさんは7名とのことなのですが、創業時から7名で始められたのです か?
勅使河原社長:創業時は2人です。 1番最初は1人で始めてそこから一緒にやりたいと言ってくれる子がいて、その子と2人で去 年の6月くらいまで個人事業主として活動していました。ご縁があって11月に株式会社にするとなり、そこから6月くらいから徐々に人を増やしてきている感じですね。
―――紹介や友達関係の繋がりで徐々に人が増えてきたのですか?
勅使河原社長:はい。周りの友達の友達だったり、あとは中学校の同級生というのもあります。
―――仲間が仲間を呼んでくれて集まってきたような感じですか?
勅使河原社長:そうです。
トリップスタイル株式会社について
―――御社の事業内容についてお聞きします。どういった配送をメインにしているのか教えていただけますか?
勅使河原社長:今は軽貨物でやらせていただいています。大手運送会社さんにドライバーさんを派遣させて もらっていて、Amazonさんだったりヤマト運輸さんにお世話になっていますね。
―――配送エリアを教えてください。
勅使河原社長:エリア自体は神奈川県や東京都。 目黒区だったり品川区なんかも走らせてもらっていて。 あとは川崎市、川崎の幸区側から多摩区の方だったり、あと横浜の鶴見とかも走らせてもらっています。
―――御社の特徴や強みを教えてください。
勅使河原社長:元気なドライバーが多くて、荷物の数を捌くがみんな早いですね。
―――エネルギッシュでスピード感が強みということですね。
勅使河原社長:あと、本当にみんな仲が良いので「夜ご飯行こうよ」とか従業員の中でも交流しているのも特徴の一つですね。
―――平均年齢はどのくらいでしょうか?
勅使河原社長:だいたい25歳前後から若い子だと21歳とか20歳くらいですかね。
―――若いですね。本当に20代前半が活躍しているんですね。
勅使河原社長:そうですね。1番上で26歳ですかね。
―――今後も採用戦略としては若いドライバーさんを増やしていくのでしょうか
勅使河原社長:正直、土台を固めるのが第一だなと思っていて、いま頑張っている子たちには今後エリアを任せてそこでまた和をつくってほしいですね。なので今後若い子しか雇わないのかと言われるとそういうことでもないですけど、とりあえず1年目は土台をつくろうと思っていて。
―――株式会社にされてからの期間はどれくらいですか?
勅使河原社長:11月になったばかりなので2ヶ月ちょっととかですかね。
―――御社の経営理念や大切していること、価値観などを教えてください
勅使河原社長:常識なんですけど、挨拶や報連相だったり連絡はこまめに取り合うようにはさせてもらって います。若くて見た目で見ると印象が良くなかったりするんですよ。ある程度の挨拶ができない人はダメだと思っているのでそこは徹底はしていますね。
―――ドライバーさんの教育は勅使河原さんがやっているのでしょうか?
勅使河原社長:そうですね。あとは現場で自社のドライバーさんに横乗りしてもらい、ドライバー同士で教育し合うなどの仕組みもあります。
―――御社のビジョンや今後の展望はどういう風にお考えですか?
勅使河原社長:事業を拡大させ、いまは軽貨物なんですけど、今後は一般貨物にも進出したいなという気持 ちはあります。 その上で審査が厳しかったりするのでそこは自分が頑張らないといけないとは思っています。
―――運行管理者の資格なども必要ですしね。
勅使河原社長:来月、運行管理を受けにいくんですけど。事業拡大で軽貨物のみじゃなくて一般貨物の方にも手を出したいと思っていますね。
トリップスタイル株式会社の勅使河原社長が思う今後の経営・物流業界について
―――物流業界、運送業界全体は今後どうなっていくとお考えでしょうか?
勅使河原社長:個人的には伸びていくんだろうなと思っています。 いま現場出させてもらっているAmazonさんとかでも荷物自体の物量がコロナで爆発的に伸 びているんですよ。最近、Uber Eatsだったり出前館とかでもやっぱり非対面で対応できるようになってきているので、AIとかが進化してもドローンとかで宅配はされるようになると言われていますが、 そうなるまでも絶対人は必要になるなとは思っているので伸びていくんじゃないかなとは 思っています。
―――ドライバーという職業の魅力を教えてください。
勅使河原社長:フリーランスだと自分でやりたいことに挑戦できると思うんですよ。 雇用されていると縛りがあったりするじゃないですか。「いつは休めないよ」みたいな。 そういうのは特にないのでやっぱりやりたい時に好きなことができるのが1番魅力的で。や ればやる分だけ稼げると思うんですよ。 なので稼げてやりたいことができるというのが1番強みなんじゃないかなと思いますね。
―――一般貨物運送は勅使河原さんも運転するのですか?
勅使河原社長:中型の免許は取りに行っています。今後的には二種免許もほしくて。 二種取りに行く時には大型で取っちゃおうかなと思っていてます。 とりあえず取れるだけ資格を持っていたら何かと役に立つと思うので。 自分もいつでもまだ走れるので。正直現場に出たいですけどちょっと管理の方もしないとい けないので(笑)
―――今後1年間でドライバーさんを何名ほど増やしていく予定ですか?
勅使河原社長:1年後は50人ぐらいを目指したいですね。多分頑張れば50人ぐらいまでだったらどうにかは なると思うので。50人を超したら僕自身も1人では回せなくなっちゃうので、今の子たちを 現場あげさせてもらったりして今後拡大はしていきたいとは思っていますね。
―――最後に読者へのメッセージをお願いします
勅使河原社長:若くて動けるエネルギッシュなドライバーが多く、挨拶やこまめな報連相など教育にも力を入れています。ぜひ、軽貨物に興味がある方はお気軽にご連絡ください。
物流CEOナカノヒトより 「勅使河原社長、インタビューのご協力ありがとうございました。」
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- 会社名 :トリップスタイル株式会社
- 代表者 :勅使河原社長
- 設立 :令和2年11月
- 本社住所:神奈川県川崎市幸区鹿島田2丁目1番28-708号
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