【有限会社友和物流】由見社長：1人1人が会社の看板

物流CEOインタビュー[No.017]

「1人1人が会社の看板」

今回の物流CEOインタビューは「有限会社友和物流」の由美社長です。有限会社友和物流は昭和62年6月月に設立され、 神奈川県川崎市麻生区千代ヶ丘7-7-22に本社を置く物流企業です。由美社長の経営思想を物流CEOナカノヒトが紐解きました。それでは、インタビューを見ていきましょう。

有限会社友和物流の由見社長のキャリア

ーーーこれまでのキャリアを教えていただけますでしょうか？

由見社長：この仕事を始めた経緯は友人がこの友和物流で働いていて、紹介してもらったんです。それまではトラックに乗りたいとも思ったことはなかったのですが、一緒にやろうよと誘っていただき、この業界に入りました。まさか現状このような立場になるというのも想像していませんでした。

有限会社友和物流について

―――御社の事業や会社の特徴、強みを教えていただけますか。

由見社長：弊社は、一般貨物と引越しがメインです。小さい2t車に関しては、家具・家電の配送というような個人宅まで配送するのが得意分野ですね。皆さんが知っているような大手さんは、例えば家具でいうとニトリさんや島忠さんなど、家電だとヤマダ電機さん、ヨドバシカメラさんなどの配送を手がけています。お客様が店舗で買われた商品をお客様宅にお届けして組み立てまでやるという作業ですね。去年、引越し侍さんというサイトで2ヶ月連続全国一位の評価も獲得することができました。現在は、引越し会社さんにドライバーさんと車両を出すというような協力体制で運営しております。

―――ちなみに御社のドライバーさんは、何名ほどいらっしゃるんですか。

由見社長：45人ぐらいです。ここ1年で20人ぐらい減ってしまったので、やはり仕事量に対してドライバーさんが足りないという状況です。

―――現在どちらのエリアを中心に事業展開されていますか。

由見社長：神奈川県中心で主に横浜川崎が主ですね。

―――今後、どういった地域に展開していこうとお考えですか。

由見社長：4t車の方では一応全国配送をやっています。その辺で全国的にはと考えています。当社としては、神奈川中心なのですが、できれば関東ですかね。どんどん拠点を増やしたいと思っています。

―――経営する上で大切にしていることや経営理念などございますか。

由見社長：ちょっと恥ずかしいのですが、僕が代表になってもう5年近くになります。”かっこいい会社”にしようという経営理念をずっと持っています。”かっこいい”というのは身だしなみもそうですし、トラックの車内が綺麗など、全てを合わせてかっこいい会社にするということです。他の会社さんが羨むような会社にしたいという目標があり、理念にしていますね。

―――ドライバーさんの教育で心がけていることを教えてください。

由見社長：先ほど言ったように、社員1人1人が会社の看板。かっこいい会社であるように、僕がよく言っているのは、他の会社さんが同じ仕事でついたときに、うちのトラックを見たときに、良い物流会社だと言わせるような仕事振りをまずしてこい。自社がいい会社と自信を持って働いているドライバーさんがすごく多いということですかね。

有限会社友和物流の由見社長が思う今後の経営・物流業界について

―――今度の展望を教えてください。

由見社長：コロナの流行から約2年。当社はイベント系の配送が強かったので、イベントの中止なども影響を大きく受けました。大手さんの家具なども海外から入ってこないから配達するものがない状態になりました。これらが復活をしてくれば、また業界全体が盛り上がると思います。会社としても、特定の配送だけに頼らず、シフトチェンジをし、広くやっていきたいなと思っています。運送以外にも、便利屋さんや作業着屋さんなど物流業が必要とするものを絡めてやれたらいいなと。倉庫業もトラックに乗れなくなった方の次の働き口としても活かせる場所でもありますし、やはり、高齢ドライバーが増えてきているので。「運転できなくなったからいらないよ」ではなく、次のステップを会社が用意してあげるような事業を考えています。

―――採用に関してなど、メッセージがありましたらお願いいたします。

由見社長：当社に仕事を依頼してくださる会社さんがいるのであれば、自信を持って、お仕事をやらせていただきます。また協力会社さんも積極的に提携していきたいと考えておりますのでぜひ皆様、お気軽にご連絡ください。

物流CEOナカノヒトより 「由見社長、インタビューのご協力ありがとうございました。」

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